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リコージャパン、リコー版kintone向けの営業支援ツール「NICE営業物語 for RICOH」を提供
2025年12月1日 15:08
リコージャパン株式会社は11月28日、クラウド型業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」の有償オプションとして、営業支援ツール「NICE営業物語 for RICOH」を提供開始すると発表した。
RICOH kintone plusは、リコーがサイボウズ株式会社の業務アプリ構築クラウド「kintone」をベースに開発したクラウドサービス。kintoneの基本機能はそのままに、“あったらいいな”という便利な機能を標準で搭載している。
リコージャパンはこれまで、RICOH kintone plus オフィシャルパートナーソリューションとして、株式会社システムズナカシマの「NICE営業物語 on RICOH kintone plus」を提供してきたが、今回はリコージャパン独自のメニューとして、新たにSFAテンプレート「NICE営業物語 for RICOH」の提供を開始する。
同テンプレートでは、顧客の営業スタイルに合わせた運用が可能となっており、案件の進捗把握や活動報告の効率化を図り、実績や見込みをタイムリーに把握することで、案件受注や経営判断に生かせるという。なお、標準利用率の高い顧客管理、案件管理、活動報告の機能に提供対象を絞っており、その他の機能は選択して追加できる。また、導入から保守、操作説明、カスタマイズ開発まで、リコージャパンがワンストップでサポートを提供できるとのこと。
ラインアップとしては、通常版テンプレートに加えて、案件の進捗状況を見ながら最適な生産スケジュールを組める製造業向けのテンプレートを用意した。今後は、建設業向けのテンプレートも用意する予定だ。
価格(税別)は、通常版テンプレートが20万円。オプションの「キーマン管理」「問い合わせ管理」「名寄せ機能」が各15万円(導入時10万円)、「案件プロセス」「スケジュール」が各40万円(導入時30万円)、「予算実績管理」「見積管理」が各50万円(導入時40万円)。
一方、製造業テンプレートは30万円で、顧客管理、案件管理、活動報告、商品マスタの各機能を利用できる。また有償オプションとして、通常版テンプレートと同様の機能を追加できる。
なお、いずれの場合もRICOH kintone plusのライセンス(1ユーザーあたり月額1800円、最低10ユーザーから)が別途必要となる。
