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契約書レビュー支援サービス「クラウドサイン レビュー」、フリーランス新法に対応した新機能を提供

 弁護士ドットコム株式会社は24日、AIによる契約書のレビュー支援サービス「クラウドサイン レビュー」において、11月1日から施行される「フリーランス新法(フリーランス・事業者間取引適正化等法)」に特化した契約書のレビューが可能となる「フリーランス新法対応機能」を追加したと発表した。

 クラウドサイン レビューは、AIを活用した契約書の自動レビュー支援サービス。契約書ファイルをアップロードし、自社の立場を選択すると、AIが不利な条項や抜けている条項を即座に指摘し、欠落条項や要注意条項、解説などを自動表示してくれるという。

 今回追加された新機能は、フリーランスと発注事業者間の取引の適正化、就業環境整備を目的として制定された、フリーランス新法に準拠した契約書作成をサポートするもの。同法では、取引条件の明示義務、報酬減額等の禁止、ハラスメント対策、育児・介護への配慮などを規定しており、個人事業主や法人がフリーランスに業務委託する際に適用されるが、新機能も従来と同様、契約当事者の立場に応じてリスクを自動的にチェックし、重要な確認ポイントや必要条項の有無を提案してくれる。

 また各チェック項目には、専門弁護士が監修した詳細な解説が付随しているため、法的な観点からの理解を深められるとのことで、法務担当者や弁護士の作業負担を軽減し、フリーランス新法への対応に伴う法務業務を、より確実かつ迅速に進められるとしている。

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