ティエスエスリンク、管理外デバイスからのアクセス防止に対応した情報漏えい対策ソフト「コプリガード Ver.7.0」

　株式会社ティエスエスリンクは16日、サーバーやPCから共有ファイルのコピーを禁止する、情報漏えい対策ソフト「コプリガード Ver.7.0」を11月11日に発売すると発表した。また、新製品として、コプリガード管理外デバイスからの重要ファイル保護を実現し、安全性を強化する「共有フォルダー保護拡張オプション」も11月11日に発売する。

　コプリガードは、社内で共有するファイルの持ち出しを禁止する、情報漏えい対策ソフト。社内業務やリモートワークで、サーバー上のファイルの編集は可能にしつつ、ローカルや外部へのファイルコピー・印刷操作を禁止する。メール添付やアップロードでの持ち出しも禁止、またファイル利用中の画面情報のスクリーンショットも禁止し、情報流出を防止する。

　最新版のVer.7.0では、「コプリガードをインストールしないデバイスから重要ファイルを保護したい」という、多く寄せられていた要望に対応。仕組みとしては、コプリガード管理外デバイス（持ち込みPC／スマホ／Macなど）から、共有フォルダー（重要領域）へのアクセス防止を、コプリガードで行えるようになった。さらに、新機能の暗号化を併用することで、より安全なシステム環境を実現できる（利用には共有フォルダー保護拡張オプションが別途必要）。

共有フォルダー保護拡張オプション

　このほか、ログのサーバー自動収集や、ポリシーテンプレートを使いやすく再編し、重要ファイルの編集禁止など、顧客からの要望に対応した使いやすさを向上した。

　コプリガード Ver.7.0の価格（税別）は、スタンダード版が基本パッケージ50万円＋1ライセンス1万円。サーバー管理版が基本パッケージ150万円＋1ライセンス1万円。動作環境は、管理サーバーがWindows Server 2022/2019/2016、クライアントツールがWindows 11/10。