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ブラザー、2インチ感熱ラベルプリンター「TD-2Dシリーズ」2機種を発表

 ブラザー販売株式会社は12日、2インチ感熱ラベルプリンターの新製品として、TD-2Dシリーズ スタンダードモデル「TD-2320D」「TD-2350D」を10月下旬に発売すると発表した。

 新製品は、2インチ感熱ラベルプリンターTD-2Dシリーズのスタンダードモデル。用途や利用環境に合わせて、液晶ディスプレーの有無やインターフェイスが異なる「TD-2320D」「TD-2350D」の2種類から選択できる。

 発行したラベルを自動でカットする「オートカッターモード」(オプション)が選べるようになり、現場の運用に合わせて、「オートカッターモード」(オプション)、「剥離モード」(オプション)、「連続印刷モード」(標準仕様)の3つのモードが選べる。オプションユニットは、ドライバー1本で簡単に着脱できる。

 修理対応が必要だった「サーマルプリントヘッド」や「プラテンローラー」の交換について、顧客自身で工具なしで行えるようになった。この仕様は4インチモデル(TD-4Dシリーズ)に採用されており、顧客からの要望を受け、2インチモデルでも実現。客自身でのメンテナンスが可能になったことで、現場での業務を長時間ストップさせることがなくなるとしている。

 製品の価格はオープンで、ブラザー販売のWeb販売サイト「ブラザーダイレクトクラブ」での表示価格(税込)は、 インターフェイスとしてUSBホスト/USB/有線LAN/シリアルに対応する「TD-2320D」が5万7750円、さらに無線LAN/Bluetoothにも対応する「TD-2350D」が7万1610円。