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ブラザー、2インチ感熱ラベルプリンター「TD-2Dシリーズ」スタンドアロンモデル2機種を発表

 ブラザー販売株式会社は12日、2インチ感熱ラベルプリンターの新製品として、2インチ感熱ラベルプリンターTD-2Dシリーズのスタンドアロンモデル「TD-2320DSA」「TD-2350DSA」を3月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。

 スタンドアロンモデルは、製品本体にタッチディスプレーやキーボードを搭載し、PCやタブレット、スマートフォンなどの上位デバイスがなくても、プリンター単体でラベルが発行できるモデル。

 TD-2Dシリーズとしては、2024年10月に発売した上位デバイスと接続利用するタイプのスタンダードモデル「TD-2320D」「TD-2350D」と合わせ、10年ぶりのフルラインアップの刷新となる。小売り・医療・製造/物流などの現場で求められる“ほしい”仕様や機能を詰め込んだ製品群となっており、用途や利用環境に合わせた機種を選べるとしている。また、今回の新製品用に、消耗品(RDロール)3種類も発売する。

 本体には、タッチディスプレーと押した感触が伝わるハードキーボードを採用し、操作性を向上。 キーボード操作の「リストモード」、キーボード操作と画面タッチ操作の2WAY操作が可能な「タッチモード」が選べる。

 オプション品のリチウムイオン充電池と充電池ホルダーを装着すれば、電源がない現場でも、連続発行1万4000枚のラベル印刷が可能。また、TD-2350DSAは持ち運びやすいハンドルを備え、必要な時に必要な場所でのラベル発行がしやすくなった。