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invox、紙での経費精算のやり取りを電子化する経費精算クラウド「invox経費精算」

請求書受領や電子帳簿保存などの既存サービスと組み合わせたパック料金も提供

 株式会社invoxは2日、クラウド型経費精算システム「invox経費精算」をリリースしたと発表した。

 invox経費精算は、経費精算の申請や承認、原本提出といった紙のやり取りを電子化し、領収書や近場交通費の入力・確認作業を自動化する経費精算サービス。領収書の画像を撮影してアップロードすると、AI-OCRでデータ化する機能を備えているほか、近場交通費を経路検索から登録して申請する機能などを備えており、クラウド上で申請・確認を行えるため、担当者や従業員の出社が不要になるという。

 また、電子帳簿保存法の「スキャナ保存制度」と「電子取引情報の保存」に対応しているので、ペーパーレス化によって、書類の保管やファイリングといった手間も削減できるとした。

 さらに、入力ルールを設定してミスを削減できる仕組みを備え、近場交通費の最安ルートや適格事業者登録番号の確認を自動化したり、申請内容から自動で仕訳データを生成したりすることが可能だ。適格事業者登録番号については、登録番号の有効性が確認できなかった場合、警告メッセージを付けて返却することができる。

 月額基本料金(税込、以下すべて同じ)は、支払データ生成、部門・プロジェクト管理、チャット・メールサポートが含まれる「ミニマム」プランの場合で月額2178円、ミニマムプランの内容に加えて、仕訳データ生成、仮払申請・仮払精算(予定)、申請・承認ワークフロー、タイムスタンプ、オンライン会議などの機能が追加される「ベーシック」ブランでは月額1万780円。また、1アクティブユーザーあたり月額330円がかかる。

 加えて今回は、既存サービスの「invox受取請求書」「invox電子帳簿保存」「invox発行請求書」と組み合わせてお得に利用できる、パック料金も提供開始する。2サービス分の月額基本料金で4サービスを利用でき、例えばミニマムプランが対象の「ミニマムパック」では、月額基本料金4356円で4サービスのミニマムプランが利用可能となっている。