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ジョイゾー、自治体の業務に特化したクラウド型業務システム「ジチタイ39」

kintoneを基盤として活用し、業務単位のパッケージを提供

 株式会社ジョイゾーは11日、自治体業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するサービス「ジチタイ39」を提供開始すると発表した。

 「ジチタイ39」は、自治体の業務に特化したクラウド型業務システムを、業務単位のパッケージで提供するサービス。サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone(キントーン)」を活用し、39種類の業務に対応したシステムを用意している。

 各業務に特化したシステムのため、導入後すぐに利用できるほか、ノーコードツールのkintoneを基盤していることから、業務に合わせたシステムの改修を柔軟に行える点もメリット。また、kintoneと連携サービスを組み合わせれば、活用できる範囲が広がり、効率的に業務改善を進められるとした。

 具体的な業務としては、人事課向けの「新規採用職員管理」「会計年度職員採用配置管理」「健康診断申込管理」、政策課向けの「審議会委員・委員会委員管理」「庁内照会・調査」、総務課向けの「議会答弁管理」「文書管理」、選挙管理委員会向けの「投票速報報告」「選挙事務アルバイト管理」などをはじめ、教育委員会や財産管理課、情報システム課、道路建設課向けといった、さまざまな部署向けのシステムが用意された。

 なお導入にあたっては、ジョイゾーが現在の課題や希望などをヒアリングした後、それらに沿った業務システムを提案・導入していくといった流れになる。

 価格は、10業務(システム)の場合で390万円(税別)。対応業務については、今後も追加していく予定とのことだ。