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鈴与シンワートの運転前アルコールチェックサービス「あさレポ」、車両管理クラウド「SmartDrive Fleet」と連携

手作業での走行記録登録を不要に

 鈴与シンワート株式会社は3日、運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス「あさレポ」と、株式会社スマートドライブのクラウド型車両管理システム「SmartDrive Fleet」が6月末よりサービス連携すると発表した。

 「あさレポ」は、運転前のアルコールチェックと検温記録を専用のクラウドサーバーで一元管理するサービス。2023年12月から白ナンバー車両も対象となったアルコール検知器の使用義務化に加えて、2024年4月から施行された旅客自動車運送事業運輸規則の一部改正などに対応しているという。

 一方のSmartDriveは、シガーソケットに挿すだけの手軽なデバイスや、通信型ドライブレコーダーから走行データを自動収集することで、営業・送迎・配送等に利用する法人車両の一元管理を実現するクラウドサービス。保有車両・リース車両・レンタカー・カーシェア・借り上げ車両等の保有形態を問わず、Webやスマートフォンから車両の位置情報管理・日報自動化・動産情報管理などを行えるとのこと。

 今回の連携では、「SmartDrive Fleet」の走行情報が「あさレポ」の走行記録として自動で登録されるようになるため、ドライバーは、手作業での走行記録登録が不要になるという。また、「あさレポ」のアルコールチェック記録と、「SmartDrive Fleet」の走行情報から、運転日報が自動作成されるとのこと。

 なお鈴与シンワートでは、ビデオ点呼・運転前点検・ドライバーの体調記録に対応する「あさレポ」と、車両の位置情報、安全運転管理をシガーソケット型デバイスや通信型ドライブレコーダーで実現する「SmartDrive Fleet」とのサービス連携により、この4月から限定解禁された自家用車活用事業「ライドシェア」事業に必要なドライバー管理の一元化にも効果的に活用できるほか、両サービスの連携では、貸切バス事業者のデジタルタコグラフ義務化への対応も支援可能とアピールしている。