primeNumber、データ統合自動化サービス「trocco」がAzure Synapse Analyticsへのデータ連携に対応

　株式会社primeNumberは18日、データ統合自動化サービス「trocco」により、Microsoftのデータウェアハウス（DWH）である「Azure Synapse Analytics」へのデータ連携が可能になったと発表した。

　troccoは、データの収集・加工・連携を自動で行い、点在しているデータをひも付けることによって、より複雑で高度な分析を可能にするSaaS型のETL（Extract／Transform／Load）ツール。さまざまなデータの連携・整備・運用を自動化し、迅速にデータ活用環境を整備できる点を特長としており、これまではエンジニアが手作業で行っていたデータ統合作業が自動化されるため、企業のデータ活用を推進できるという。

　今回はこのtroccoにより、Azure Synapse Analyticsへのデータ連携を行えるようになった。部署・部門やシステムごとに分断されていたデータをAzure Synapse Analyticsに集めて蓄積し、ビジネスの現場で分析・活用する――、といったことが可能だ。

　また2024年初夏には、データを変換および集計するデータマート機能の提供を予定しているほか、パブリックIPアドレスを介さず、より安全にデータを転送できるAzure Private Link接続オプションもAzure Synapse Analyticsに対応する予定とした。