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primeNumber、分析が終了した後のデータ活用を支援するサービス「trocco action」

第1弾としてLookerとLINEを連携させる「trocco action for Looker」を提供

 株式会社primeNumberは16日、企業が蓄積しているデータを展開することで、誰でも簡単にデータをビジネスに活用できるようになるサービス「trocco action」を提供開始すると発表した。今回は第1弾として、Google CloudのBIプラットフォーム「Looker」と外部サービスのデータ連携をサポートする「trocco action for Looker」を提供開始する。

 trocco actionは、データ活用における、データの収集から統合・蓄積・可視化・分析・活用までの一連のプロセスの中でも、「活用」に特化したサービス。統合・蓄積・可視化を終えたデータを別のサービスへと連携し、データのビジネス活用を支援する役割を担うという。

 今回、最初の連携対象となるBIツールのLookerは、企業がデータウェアハウス(DWH)で管理しているデータを可視化し、画面上で分析業務を行えるが、trocco action for Lookerを利用すると、Looker上で分析まで終えたデータをマーケティングサービスなどに連携し、さまざまな施策に容易に生かせるようにするとした。

 4月時点では、LookerからからLINEへのデータ連携に対応しており、Lookerの画面操作によって、施策の対象となるユーザーリストを抽出し、そのリストに対してLINEメッセージを配信したり、Lookerで、LINEで友だち登録しているユーザーを任意の条件で絞り込みし、毎日特定の時刻に、あらかじめ設定しておいたメッセージを配信したり、といったことが可能になるとのこと。

 また2024年初夏には、連携対象をTikTokやXへと拡張する予定。さらにtrocco action自体においても、Looker以外のサービスからのデータ連携に対応していく計画だ。