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OKIソフトウェア、クラウドCRM「enjoy.CRMⅢ」に「Azure OpenAI Service」と連携した応対業務のAI自動支援機能を搭載

 株式会社OKIソフトウェアは、コンタクトセンター向けクラウドCRMソリューション「enjoy.CRMⅢ」に、マイクロソフトの生成AIサービス「Azure OpenAI Service」との連携による応対業務のAI自動支援機能を追加し、販売を開始した。提供開始は5月予定。

 enjoy.CRMⅢは、パートナーであるマイクロソフトのMicrosoft Dynamics 365を基盤とした、コンタクトセンター向けのCRMシステム。

 今回、Azure OpenAI Serviceと連携することで、生成AIを活用した応対業務と管理業務の自動支援機能を追加した。これにより、顧客とオペレーターの音声会話をテキストに変換して要約し、応対履歴を自動で作成する。

 さらに、会話からキーワードを抽出し、応対内容を評価することで、問い合わせ内容の分析やオペレーターの応対品質の評価が可能になり、スーパーバイザーの管理効率を高めるとともに、顧客満足度の向上に貢献する。

 OKIソフトウェアは、今後もコンタクトセンターシステムと最新の生成AIとの連携を強化し、カスタマーサービスの自動化を進め、コンタクトセンター業務の効率化と企業全体の品質の向上を支援するとしている。

「enjoy.CRMⅢ」AI自動支援機能の主な特長