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primeNumberのデータ活用支援サービス「TROCCO ACTION」、Snowflakeに対応

Snowflakeにて蓄積・分析したデータを基にした広告配信が可能に

 株式会社primeNumberは24日、データ活用支援サービス「TROCCO ACTION」がSnowflakeに対応したと発表した。この「TROCCO ACTION for Snowflake」を利用すると、Snowflakeにて蓄積・分析したデータを基に、より精度の高いターゲティングを行った上で、広告配信を行えるようになるという。

 TROCCO ACTIONは、分析環境に蓄積されたデータを別のサービスへと連携し、データのビジネス活用をサポートするサービス。データの蓄積や分析のためのクラウドサービスと、マーケティングをはじめとしたビジネス施策を実行するサービスとの連携を可能にしており、企業がすでに活用しているクラウドサービス上で、顧客情報や売上情報といったデータをメールマーケティングやWeb広告に展開する、といった施策を実施できるようになるという。

 このTROCCO ACTIONでは従来、Google CloudのBIツール「Looker」との連携をサポートしていたが、今回は新たにSnowflakeと連携に対応。さらに、Snowflake社の「Snowflakeマーケットプレイス」での販売が開始された。

 これにより、Snowflakeを利用している企業は、自社に蓄積された顧客属性や購買記録、Web上の行動履歴といったデータを利用し、よりパーソナライズされた広告やメッセージ配信を行えるようになるとのこと。

 今回はまず、LINEのオーディエンス連携機能において、Snowflakeに蓄積しているデータの活用が可能となり、今後は、X(旧Twitter)やTikTokの広告オーディエンス連携機能においても、Snowflake連携が可能になる予定だ。