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MBSD、Blackpandaとの協業でセキュリティ事故に備えたインシデント対応事前契約サービスを提供

 三井物産セキュアディレクション株式会社(以下、MBSD)は、BLACKPANDA JAPAN株式会社(以下、Blackpanda)と協業し、セキュリティ事故に備えてIR(インシデント対応)サービスを事前に契約する「IR Retainerサービス」を提供開始すると発表した。

 IR Retainerサービスは、セキュリティ事故発生前に、契約作業と利用者環境の事前把握およびコミュニケーション体制整備を実施することで、セキュリティ事故発生に備えた準備をMBSDが支援する。セキュリティ事故が発生した場合は、MBSDが利用者との相談対応窓口を担い、Blackpandaと連携して対応する。

 事前に契約作業と利用者環境の把握が完了しているため、セキュリティ事故発生から対応開始まで、脅威の特定から封じ込め・復旧に至るまでの時間を短縮でき、被害を最小化することにつながる。また、事前契約型サービスのため、緊急時にIRベンダーと契約を行う場合に比べ、費用負担も抑えられるメリットもある。

 また、サービスでは、契約期間内に事故対応支援の利用がなかった場合、契約金の一部を他のセキュリティサービスに付け替えることが可能となっており、プリペイド契約ながら掛け捨てではない点も特徴となる。