オプティム、SaaSとオンプレミスのソフトウェアを統合管理できるサービス「OPTiM サスマネ」

　株式会社オプティムは27日、SaaS／オンプレミスを問わず、社内のソフトウェアを管理できるサービス「OPTiM サスマネ」を正式提供開始したと発表した。

　「OPTiM サスマネ」は、企業が社内に導入しているSaaSやオンプレミスのソフトウェアの統合管理を支援するサービス。従業員ごとにSaaS、オンプレミスで利用しているソフトウェアの情報を自動収集してその利用状況を表示できるため、IT資産の棚卸しを容易に行えるという。

　また、人事情報を持つシステムとの連携により、アカウント情報や従業員ごとの利用履歴を自動反映できるので、常に最新のデータを参照可能となっており、期初に大量発生する部署移動や体制変更にも柔軟に対応可能。貸与したにも関わらず実際に使用されていない未稼働のアカウントや、退職者に付与されたアカウントを検知してアラート通知する機能も搭載しており、無駄なコストを削減できるとした。

　さらに、会社が承認していないSaaSの利用を自動検知し、誰が、直近でどれくらいの頻度で利用したか、といった情報の確認を行えるとのこと。

　なお今後は、従業員に貸与しているデバイスの管理機能を2024年夏にリリースする予定。端末にインストールされているMDM（モバイルデバイス管理）システムから、ITデバイス台帳に利用者情報を自動同期できるようになるとしている。