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Sky、メールを活用した営業活動に向けた機能などを追加した営業支援・名刺管理サービス「SKYPCE Ver.3」を発売

 Sky株式会社は12日、営業支援・名刺管理サービス「SKYPCE Ver.3」を販売開始した。

 SKYPCEは、会社・組織全体で集約した名刺情報を安全に管理し、営業活動などに活用できるサービス。また、SKYPCEでは、顧客からの希望があればいつでも、高解像度の名刺画像を含めたすべての名刺データを返却するサービスも提供している(作業費は別途必要)。

 最新バージョンのSKYPCE Ver.3では、メールを活用した営業活動がより効率的に行える各種機能を搭載。名刺情報の活用を促進する他社サービスとの連携機能や、利用ユーザーの登録・管理がしやすい専用画面なども用意した。

 商談や打ち合わせにおいて名刺交換した顧客に対して、早めにメールでお礼をしておきたい場合などに活用いただける機能を搭載。名刺一覧の画面上で、宛先の名刺を選んでメールの文面を編集し、少ない手順で素早く送信できる。

 また、登録された名刺情報を活用して顧客に案内などをメールで一斉送信できる「一斉メール配信」機能を、さらに使いやすく進化。「お知らせ」「イベント案内」などの目的を最初に選ぶことで、メール配信のための各種設定や文書テンプレートの選択が自動で行われ、登録・配信までの作業がよりスムーズに完結できる。

 顧客や取引先のメールの署名をそのままコピーして、SKYPCEに名刺情報として取り込める機能も搭載。顧客とはメールでの問い合わせや資料請求でのやりとりのみで、名刺をまだ交換できていない場合の情報共有などに活用できる。

 他サービスとの連携では、業務アプリの作成が可能なクラウドサービス「kintone」と連携し、SKYPCEで登録した名刺データをkintoneのアプリで利用できるようになった。最新の名刺情報・会社情報を業務アプリに取り込み、日々のアプリ運用に活用できる。

 また、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」のユーザー認証にも対応。SKYPCEのID、パスワード入力が不要になり、他サービスと同様にシングルサインオンでアクセス可能になった。

 ユーザー管理面では、SKYPCEの管理者が利用できるユーザー管理画面を搭載。ユーザーや所属部署の登録・変更などがまとめて行えるほか、ユーザーごとの権限やログインパスワード、スマートフォンでの利用設定なども併せて管理でき、日々の運用がよりスムーズに行える。

 セキュリティ面では、SKYPCEユーザーが利用する名刺管理画面にアクセスできるPCやスマートフォンを、IPアドレスを指定することで限定できる機能を搭載。社内ネットワーク接続時は利用を許可し、社外ではアクセスできないようにするなど、組織の利用方法に応じたセキュアな運用が可能となる。アクセス制限の対象は名刺管理画面で、制限時もスマートフォンでの名刺の撮影・登録は行える。