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NECネクサ、BPORTUS、NEC VALWAYの3社、内部通報に関する支援サービスの提供で協業

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)、株式会社BPORTUS(ビーポータス)およびNEC VALWAY株式会社の3社は12日、内部通報に関する支援サービスの提供で協業すると発表した。

 2022年6月に公益通報者保護法が改正され、社員数300人を超える企業に内部通報制度の整備が義務付けられたが、内部通報制度の整備にあたっては、通報者が不当な取り扱いを受ける可能性への不安の緩和や、企業風土にあった通報窓口の検討などが課題になっているとのこと。そこで3社では、そうした課題を持つ企業の支援を共同で行うという。

 具体的には、BPORTUSは、クラウド型内部通報管理ツール「WhistleB(ホイッスルビー)」を主とする、匿名性を担保した通報窓口の環境提供を通じて、企業の内部通報制度に内在する課題把握を支援し、最適な解決手段の助言まで行うコンサルティングサービスを提供するとのこと。

 またNECネクサソリューションズは、中堅・中小企業向けに、クラウドをはじめとした各種ITソリューションの導入を支援してきた実績を持つが、今回の協業では、「WhistleB」の導入をサポートするとした。

 NEC VALWAYは、1200社を超える企業への「内部通報窓口代行サービス」の導入実績、および2000社を超える企業において、内部通報制度担当者の課題やニーズをヒアリングしてきた経験を持つ。今回の協業では、こうした経験を生かして、企業の方針に合った内部通報制度構築提案のためのアセスメントのノウハウを提供するほか、紹介企業への内部通報窓口代行サービスの提供を行うとしている。