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GSX、IT-BCPの迅速な整備を支援する「IT-BCP文書雛形パッケージ(QAサポート付)」

 グローバルセキュリティエキスパート株式会社(以下、GSX)は1日、有事においてもITシステムの事業継続を実現するための計画を支援するサービス「IT-BCP文書雛形パッケージ(QAサポート付)」、およびアドバイザリーサービスをリリースしたと発表した。

 「IT-BCP文書雛形パッケージ(QAサポート付)」は、GSXのサイバーセキュリティコンサルティング知見を基にしたIT-BCP文書雛形と、前提となるBCM(Business Continuity Management)文書雛形(Q&Aサポート付)、オプションのアドバイザリーをパッケージ化したサービス。これらの文書雛形を活用することで、導入企業は有効なIT-BCPの迅速な整備が可能になるという。

 なおIT-BCP(Information Technology - Business Continuity Plan)とは、ITシステムに特化した事業継続計画(BCP)のこと。自然災害・サイバー攻撃などを起因とする大規模システム障害などの緊急事態が発生した場合でも、ITシステムの運用を維持・継続できることを目的としている。

 もちろん、一般的なBCPの中にもITは含まれているが、GSXでは、従来のBCPではITに関する事業継続はその一部として想定されていることが多く、その内容は十分でないという課題を持つ企業が多いという点を指摘。そうした課題を含め、「IT-BCPとしてどのような内容を盛り込めばいいかわからない」「IT-BCPをゼロから整備する時間が確保できない」といった悩みを持つ企業を支援するため、今回の新サービスを提供するとアピールした。

 なお具体的なメリットとしては、早期立ち上げが可能になる点、工数を抑制できる点、GSXコンサルタントによるQ&Aサポートやアドバイザリーオプションによる有効化が見込める点などを挙げた。

 価格は125万円(税別)で、納品から3カ月間の電話・メールによるQAサポートが付随する。またオプションのアドバイザリーサービスは、リモートによる打ち合わせ2時間×3回で、75万円(税別)。