NEC、BBIXの「Open Connectivity eXchange」活用でクラウド基盤サービスのコネクティビティを強化

　日本電気株式会社（以下、NEC）は1日、BBIX株式会社の「Open Connectivity eXchange（OCX）」を活用し、クラウド基盤サービスのコネクティビティを強化すると発表した。

　NECは、NEC印西データセンター、NEC神奈川データセンター、NEC神戸データセンターにOCXの接続拠点を配置し、相互接続可能としている。その環境の標準サービス化第一弾として、クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」のインターネット接続を強化し、提供を開始した。

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　NEC Cloud IaaSの強化として、具体的には、DXに取り組む顧客のモダナイゼーション（クラウドリフト）やDR設計、運用の自由度向上のため、グローバルIPアドレスをリージョンやリソースにひも付けない提供形態とした。3月1日現在は、NEC Cloud IaaSの神戸リージョンで提供開始し、順次対象を拡大する予定。

　今後は、NECとBBIXのパートナーシップに基づいて、BBIXのネットワークソリューションとNECのデータセンターやクラウドサービスを組み合わせ、接続拠点を意識することなくOCXの広帯域・閉域でのセキュアな通信網を展開することで、NEC印西データセンター配置のパブリッククラウドの接続拠点ともシームレスに接続できることを目指すと説明。これにより、顧客のマルチクラウドやハイブリッドクラウド環境に最適なコネクティビティを提供していくとしている。