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アズジェント、Webブラウザのセキュリティ強度を高めるプラグイン「LayerXブラウザセキュリティ」

 株式会社アズジェントは8日、イスラエルLayerX Security(以下、LayerX)とディストリビューター契約を締結したと発表した。これに伴い、Webブラウザのセキュリティ強度を高めるソフトウェア「LayerXブラウザセキュリティ」を販売開始する。価格はオープン。

 LayerXブラウザセキュリティは、Google ChromeやMicrosoft Edgeといった従来のWebブラウザにプラグインするだけで、セキュリティ対策を実装したブラウザへと変化させるブラウザエクステンション。

 LayerXプラグインが、受信したWebページのコンポーネントを解析し、メタ情報としてLayerXクラウドへ送信してAI解析を行うことで、Webサイトの不審なコード(エクスプロイトコードやマルウェア等)をリアルタイムに無効化できるという。また、セッションの切断やコンポーネントの無効化、リスクのあるブラウザ拡張機能の無効化とバージョンチェックにより、ブラウザを安全な状態に保てるとのこと。

 さらに、クラウドストレージやフリーメールへのファイル添付を禁止したり、ChatGPTや翻訳サイトへの機密情報/個人情報への貼り付けをブロックするしたりすることで、セキュリティ事件・事故につながる可能性のあるユーザーの操作を制限可能。加えて、ユーザーが利用しているSaaSを監視し、システム管理者が許可していない、いわゆる“野良SaaS”を検出する機能や、社員が利用しているSaaSアプリ/クラウドストレージを可視化し、利用状況を把握する機能も備えているとした。

 なおアズジェントでは、3年間で2万ユーザーの販売を目指すとしている。

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