ニュース

ゾーホージャパン、特権ID管理ツール「PAM360」を提供開始

 ゾーホージャパン株式会社は1日、企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」において、特権アカウント管理ツール「PAM360」を提供開始した。

 ゾーホージャパンでは、特権ID管理ツール「Password Manager Pro(以下、PMP)」を以前から販売している。PMPは、特権IDに必要な機能を備え、管理するユーザー数ではなく、承認者数で価格が決まる低コストのスキームを提供している。

 新たに提供するPAM360は、PMPの上位レイヤーに属するソリューションで、アプリケーションおよびコマンドコントロールや、ローカルおよびドメインアカウントにおけるJIT(Just In Time)特権昇格、ゼロトラスト条件付き(ポリシーベース)アクセス制御、特権を持つユーザーの行動分析(UEBA:User and Entity Behavior Analytics)、DevSecOps(Development Security Operations)のシークレット管理、特権付与タスクの自動化や外部企業との連勤といった、PMPでは実現できなかった各種機能を提供する。

 これらの機能により、PAM360は従来のPMP以上にセキュアかつ円滑な特権アカウント管理を実現するフレームワークをユーザーに提供するとしている。

 PAM360の価格は年額293万6000円から。

PAM360活用イメージ図