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日本IBM、虎ノ門に本社を移転し、IBM Innovation Studioを拡充

 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は30日、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(東京都港区)」に本社を移転し、IBMの最新テクノロジーを体感できる「IBM Innovation Studio」を旧本社の箱崎事業所から移設し、従来の内容から大幅に拡張したと発表した。

 日本IBMは、デジタル変革の進展や新しい働き方へのニーズがますます高まる中、社員の働く場所を最適化し、顧客との共創や社員の柔軟な働き方をより一層推進していくと説明。その一環として、人々やアイデアが集積するビジネスの中心地として、再開発が進む虎ノ門・神谷町エリアの虎ノ門ヒルズ ステーションタワーに事業所を新設し、そこに本社を移転した。これにより、東京地区の事業所は虎ノ門、箱崎、丸の内となる。

 IBM Innovation Studioは、世界19カ所にある、顧客やパートナーとの共創を推進する施設。IBMの最新のテクノロジーの展示や、社内外の専門家の知見や経験の共有、デザイン思考のワークショップなどを通じて、革新的なアイデアを創出し、変革に向けて活動する場を提供している。日本では、さまざまな業界の顧客やパートナーとともに、毎年約1000セッションを実施し、テクノロジーによる変革を推進してきた。

 日本IBMでは、顧客やパートナーとの共創をさらに加速させるため、これまで箱崎事業所に設置していたIBM Innovation Studioを大幅に拡張して、虎ノ門本社に新設した。新たなIBM Innovation Studioでは、プロジェクションマッピングや、TOKYO NODE VOLUMETRIC VIDEO STUDIOの取り組みにより、キヤノン株式会社のボリュメトリックビデオ技術を活用して名刺上に3Dで自身の小さな分身を表現できるARソリューション、5月に新設予定の360度スクリーンでIBMのテクノロジーを体感できる没入型体験空間など、先進のテクノロジーや共創の具体的成果を、楽しみながら、より分かりやすく体感でき、新しいアイデアを創出するための工夫を随所に取り入れている。

 また、そこから生まれたアイデアをIBMの専門家との議論につなげることで、共創をより加速させられるよう、ミーティングルームに加えて、専門家の知識を共有するエキスパートゾーンや、ワークショップなどを通じてカジュアルに意見を共有できるCo-Creationスペースを設けている。

 日本IBMは今後も、IBM Innovation Studioをはじめとする共創の場やツールの提供などを通じ、顧客やパートナー企業との共創をさらに促進していくとしている。

テクノロジーの未来を演出するプロジェクションマッピング
テクノロジー領域の未来予測を示すIBMテクノロジーアトラス
IBMのソリューションや事例の紹介
名刺上に3Dで自身の小さな分身を表現できるARソリューション
360度スクリーンの没入型体験空間(5月完成予定、イメージ図)
専門家の知識を共有するエキスパート・ゾーン
ワークショップなどを通じてカジュアルに意見を共有できるCo-Creationスペース