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鈴与シンワート、奉行クラウドと他システムを連携させるサービス「TASUKE for 奉行クラウド」を強化

奉行V ERPクラウド対応版を提供、6つの新機能も追加

 鈴与シンワート株式会社は20日、株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)のクラウド型業務システム「奉行クラウド」と、さまざまなシステムとのAPI連携を可能にするサブスクリプション型データ連携サービス「TASUKE for 奉行クラウド」を強化すると発表した。新たに6つの機能を提供するほか、“即戦力型”クラウドERP「奉行V ERPクラウド」対応版を提供する。

 TASUKE for 奉行クラウドは、ノーコードで設計・開発が可能なEAIツール「ASTERIA Warp」を利用し、奉行クラウドとのAPI連携を実現するサービス。運用環境としては、物理サーバーやクラウドサーバーに加え、鈴与シンワートの「S-Port Cloud Vシリーズ」でも利用可能という。

 このTASUKE for 奉行クラウドでは、従来、奉行クラウドの「データ出力」「データ登録」「登録結果取得」の3機能を提供してきたが、今回は新たに、「1伝票単位連携」「データ修正」「データ削除」「データ検索」「画像データ取得」「画像データ登録」の6機能を提供する。

 加えて、クラウドERPである奉行V ERPクラウドとの連携を行う「TASUKE for 奉行V ERPクラウド」をラインアップに追加した。これにより、23製品との連携が可能になり、連携システムや連携項目を限定することなく、より汎用的に、より自由にAPI連携を行えるようになったとのこと。

 利用料金(税込)は、TASUKE for 奉行クラウドが月額3万8500円から、TASUKE for 奉行V ERPクラウドが月額6万500円から。いずれも、別途、初期導入費用が必要となる。