NTTデータセキスイシステムズ、多様な勤務形態に対応したシフト管理クラウドサービス「Qolus」

　株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・セキスイシステムズ（以下、NTTデータセキスイシステムズ）は27日、多様な働き方に対応したシフト管理クラウドサービス「Qolus（コーラス）」を提供開始すると発表した。小売業・サービス業を中心に販売を展開するという。

　Qolusは、複雑な勤務シフトの自動作成に対応するシフト管理クラウドサービス。「快決！シフト君シリーズ」を中心に、20年以上にわたってシフト管理システムを提供してきた実績を生かしており、従業員の雇用形態や希望、スキルなどを考慮したシフトを自動で作成できるという。

　シフト作成は、パターン（早番や日勤など）やフリー（9-11時、9-12時など）など、勤務形態が異なる従業員が混在していても行えるほか、複数店舗（拠点）をまたぐ応援管理、および複数拠点の労働時間集計にも対応。店舗間で適切に人員調整を行うことで、複数拠点全体のコスト最適化を実現できるとしている。

　また従業員向け機能として、スマートデバイスからの希望申請や勤務表閲覧に対応しており、希望通りのシフト作成やスムーズなコミュニケーションをとることで、従業員の満足度や、パフォーマンス向上、人材定着化も期待できるとのこと。

　このほか、1日の中での複数回勤務や複数拠点への勤務にも対応。シフト表をExcelファイルで出力して印刷したり、CSVファイル出力によって勤怠管理システムと連携したり、といったことも可能とした。

　契約は20名単位の年間契約になり、基本利用料は従業員1名あたり月額300円（税別、以下同じ）。別途、初期登録料10万円がかかる。また、基本利用料にはシフト作成者1名分の利用料金が含まれているが、追加する場合は1名あたり月額2000円となる。