ニュース

サイバーリーズン、機能を刷新したモバイルセキュリティ製品「Cybereason MTD」を提供

 サイバーリーズン合同会社は28日、機能を刷新したモバイルセキュリティ製品「Cybereason MTD(Mobile Threat Defense)」を提供開始した。

今回刷新されたCybereason MTDは、機械学習やクラウドなどの先進技術を活用し、既知/未知のマルウェアによる脅威を阻止するとともに、悪質なWi-Fi、ネットワーク攻撃を検知、業務外アプリ・Webサイトを制限するなど、スマートフォンの安全な利用を支援する。また、デバイス上で脅威の監視、検知、阻止を行うため、プライバシーに配慮し、クラウドに送信するデータを大幅に削減している。

 さらに、専門アナリストが24時間365日、スマートフォンへのサイバー攻撃を監視するSOCサービス「Cybereason Managed MTD」を、2024年第2四半期に提供開始する予定。これを組み合わせることで、顧客のセキュリティチームを支援し、セキュリティ人材不足の課題を解決に導く。

 これに加えて、Cybereason XDRと連携することにより、スマートフォンのログとPCやサーバー、クラウドやネットワーク機器のログを自動で相関解析できる。これにより、広範囲にわたる高度な攻撃の調査を自動化し、攻撃の全体像をあぶり出すことにより、顧客のインシデント調査や対応時間を短縮する。アタックサーフェスが拡大する中、MTD、XDRに加えて、SASEまたはVPNを組み合わせることにより多層防御を実現し、顧客のIT環境におけるセキュリティリスクの軽減を支援する。

 サイバーリーズンでは、今回の刷新により、Cybereason MTDは既知だけでなく未知のサイバー脅威を阻止する強固なセキュリティと、多層防御とプライバシーの両立を実現する、モバイルセキュリティの新たなスタンダードとなる製品へと進化したと説明。テレワークやBYODの普及に伴い、企業のモバイルデバイスに対する脅威はますます高まっており、今後もますます巧妙化・多様化するサイバー攻撃に対して、Cybereason MTDやCybereason XDR、Cybereason EDRなどの製品・サービスの強化に取り組むことで、顧客のシステム環境における高い投資対効果とセキュリティ対策強化の実現を支援していくとしている。