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IIJ、アカウント情報漏えいの検知・対応を支援するソリューションを提供
2023年11月28日 13:46
株式会社インターネットイニシアティブ（以下、IIJ）は28日、アカウント情報漏えいによる悪用リスクを低減するため、漏えいしたアカウント情報を調査・検知し、対応を支援する「IIJ漏えいアカウント検知ソリューション」を提供開始した。
IIJ漏えいアカウント検知ソリューションは、漏えいしたアカウント情報をいち早く検知し、顧客に通知することで、悪用されるリスクを低減するサービス。
ソリューションでは、米SpyCloudが全世界で収集した豊富なデータを活用すると同時に、IIJ独自の脅威インテリジェンスをもとに、インフォスティーラー（情報窃取マルウェア）感染で流出したアカウント認証情報や、関連するデータをモニタリングして可視化するポータルサイトを提供する。さらに、IIJ独自のリサーチ情報や知見に基づいてセキュリティインシデントの対応をサポートすることで、クラウド利用におけるセキュリティリスクを低減する。
ドメイン名のみで容易に漏えいアカウントの調査を開始でき、アカウントで利用しているドメインを指定することで、漏えいしたアカウントの調査を行い、発見した場合はそのリスクおよび必要な対応を提示する。
個人端末やスマートフォンからの漏えい検知にも対応。オフィスで使用する端末はセキュリティ対策が施されていても、ブラウザーの同期機能によって、自宅の端末にオフィス端末で利用していたIDとパスワードが同期され、漏えいする可能性があるが、ソリューションではインターネット上の最新の脅威情報を調査しているため、こうしたパターンの漏えいも検出できる。
SpyCloudの製品に関するサポートに加え、専門のセキュリティエンジニアがIIJ独自のリサーチ情報や知見に基づいて、検知内容や対応方法についてアドバイスし、顧客の運用をサポートする。
IIJ漏えいアカウント検知ソリューションの参考価格（税別）は、1000ユーザーで利用する場合で、初期費用が60万円から、年間費用が720万円から。
