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OKI、ロボットやエッジデバイスを遠隔から一元管理するためのアプリ開発ツール「ROMBOX SDK」を発表

 沖電気工業株式会社(以下、OKI)は14日、ロボットや各種センサー、カメラなど、多種多様なエッジデバイスを遠隔から一元管理・運用・制御するアプリケーション開発に必要なツール一式をまとめた「ROMBOX SDK」を開発したと発表した。OKIのリモートDXプラットフォーム技術「REMOWAY」と連携させることで、業務特性に合わせたエッジデバイスの一括管理と遠隔制御を実現するアプリケーションを容易に開発できる。

 ROMBOX SDKは、多種多様なロボットやエッジデバイスの一括管理と遠隔制御を実現するアプリケーションを、現場の負荷を増やすことなく容易に開発できるよう、プログラム、API、サンプルコードなどをパッケージ化した。REMOWAYと連携し、複数のデバイスを橋渡しして情報をやりとりするためのツールやプロトコルをまとめたAPIが含まれており、さまざまな役割のサーバーが連携する分散アプリケーションの構築、およびアプリケーション間の連携を支援する。

 ROMBOX SDKにより、現場に導入された多様なエッジデバイスのマルチ連携や、各エッジデバイスのステータスの一元的なスケジューラー管理、エッジデバイスからのリアルタイム情報を活用したアクションプラン管理、各分野のAI監視システムとの連携による、異常検知結果に応じた最適なアクションプラン選択が可能となる。業務に特化した一括管理や制御を実現するアプリケーションを開発し、REMOWAYと連携させることで、現場業務へのロボットやエッジデバイスの導入をスムーズに進め、複数業務の一元管理による効率化を容易に実現できる。

 OKIでは、ROMBOX SDKについて、2023年12月にAndroid OS版プロトタイプの提供を開始し、共創パートナーとの運用検証を経て、2025年の商用化を目指す。

ROMBOXアプリケーションとREMOWAYの連携ネットワークのイメージ図