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ニッセイ・ウェルス生命保険、基幹システムをOCIに移行 Microsoft Azureとの運用一元化も目指す

 TIS株式会社は10日、ニッセイ・ウェルス生命保険株式会社が、基幹システムのOracle Cloud Infrastructure(OCI)への移行と、他システムで利用されているクラウド基盤Microsoft Azureとの、効率的な監視運用体制を構築すると発表した。TISでは、その構築を支援するとのこと。

 オンプレミス環境で稼働している基幹システムのクラウド移行を検討していたニッセイ・ウェルス生命では、ライセンスや運用など、さまざまな観点でのコスト最適化と、ミッションクリティカルな基幹システムを安全に運用し続ける高度な非機能要件の実現の観点から、OCIの活用に着目。PoCにて、「OCIの性能評価」「適合度の評価」を実施し、問題がないことを確認した。

 またOCIと、すでに他システムで採用していたMicrosoft Azureとを1つの統合クラウド環境と見立てることでの、運用負荷の低減を視野に入れ、機能・非機能を総合的に評価した結果、基幹システムの移行先としてOCIの採用を決定したという。

 そして、金融業界をはじめ、さまざまな業界でのミッションクリティカルシステムの構築・移行経験を持つことに加え、24時間365日稼働する基幹システムに対し、徹底的に課題を洗い出し、検証を実施した点、またMicrosoft Azure、OCI、Oracle Databaseの設計・構築・移行・運用におけるトータルな知見などを評価し、TISを導入支援パートナーとして選定した。なお、導入済みのMicrosoft Azure環境の運用はTISが実施しており、TISが1社で運用監視を行える点も評価されている。

 ニッセイ・ウェルス生命での基幹システムのクラウド移行プロジェクトは、2023年10月より設計工程を実施し、2024年6月のリリースを目指して進められているとのこと。さらに同社では、他システムにおいてもOCIに移行する方針で検討が行われており、さらなるクラウドシフトの推進を図るとしている。

基幹システムOCIクラウドシフト全体像とAzure連携による運用監視の一元化イメージ