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キングソフト、ビジネスチャット「WowTalk」に音声メッセージ送受信機能を追加

メッセージ送信前に業務時間外を知らせるアラート機能なども

 キングソフト株式会社は7日、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」をアップデートしたと発表した。音声メッセージ送受信機能「プッシュトゥトーク」、メッセージ送信前に業務時間外を知らせる「アラート機能」などを追加している。

 WowTalkは、クローズド環境でセキュアなやり取りができるビジネスチャット・社内SNS。トークや音声通話、掲示版、タスク管理、安否確認、日報などのさまざまな機能を利用できる。

 今回追加されたプッシュトゥトーク機能は、スマートフォンに画面表示されたボタンを押すだけで、トランシーバーのように、複数人と音声メッセージを送受信できる機能。グループトーク内で利用すれば、複数メンバーが音声メッセージを受信できるほか、音声メッセージは自動で保存されるので、トークの履歴画面から確認を行え、あとから聞き直すこともできる。

 これを利用すると、医療現場、アミューズメント施設、レストランや店舗などでの接客サービス中、あるいは物流や建設、工事現場などの作業中、運転中といった、スマートフォンを手で操作できない場面でも、スムーズなコミュニケーションを行えるとのことだ。

音声メッセージをハンズフリーで聞けて、ワンタップで送信できる

 また、あらかじめ業務時間を設定しておくことで、テキストメッセージ送信時に業務時間外を伝えるアラートメッセージを相手に表示する「アラート」機能が追加された。業務時間外のメッセージ送受信を抑止することにより、ビジネスチャット活用において課題になりがちな、返信を待つメッセージ送信者と、業務時間外に連絡を受けるメッセージ受信者、双方のストレスを軽減するとしている。

業務時間外の場合、アラートメッセージが表示される

 さらに、マルチメディアファイルの閲覧・ダウンロードが可能なIPアドレス、ファイル形式を制限できる「マルチメディア・ファイルダウンロード制限」機能も新たに搭載した。例えば、オフィスのIPアドレスだけにダウンロードを許可し、自宅やカフェからのダウンロードを禁止して情報セキュリティを強化する、といった運用が可能になるとした。