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ワウテック、ビジネスチャット「WowTalk」にカスタマイズ可能なAIアシスタント機能を追加

 ワウテック株式会社は24日、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」において、OpenAIが提供するGPT-4を活用した新機能「AIドキュメントアシスタント(β版)」をリリースしたと発表した。

 AIドキュメントアシスタントは、ユーザーが個別にカスタマイズしたAIアシスタントがチャットで質問に回答する機能。AIに任意のドキュメントを学習させることで、個別のユーザーごとに専用のAIアシスタントが作成できるため、広い領域でAIによる業務支援が可能になるという。

 AIは登録されたファイルをGPT-4の自然言語理解技術に基づいて学習するする仕組みで、学習用のドキュメントファイルは任意のものを最大5つまで登録でき、例えば、自社製品の仕様書をAIに学習させれば、「ログイン方法を教えてください」などの製品の仕様に関する質問に対して、学習内容に基づいた高精度な回答や提案が得られるとのこと。

 なお、ドキュメントのアップロードはモバイルアプリからのみ可能だが、AIへの質問は、Web/デスクトップアプリ/モバイルアプリのいずれの環境からでも実行できる。

 ワウテックでは、個々の社員の業務をAIが専用アシスタントとして支援することにより、情報収集の負担や担当者間のコミュニケーションコストを削減し、組織全体の業務効率化を実現すると、その効果をアピールしている。