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インサイトテクノロジー、DBセキュリティソフト「PISO」のサブスクリプションモデルを提供

 株式会社インサイトテクノロジーは、データベースセキュリティソフトウェア「PISO」のサブスクリプションモデルを5月25日より販売開始する。同時に、従来のPISO ISMに代わる新たなログ管理サーバー「PISO Manager」を提供開始することも発表された。

 PISOは、データベースのアクセスログを取得して分析することにより、不正アクセスやポリシー違反などを検知するデータベース監査ツール。サーバーへの負荷を最小限に抑えてすべてのアクセスを収集可能になっており、その状態をチャートで確認して、データベースに何が起こっているかを確認することができる。また、クリティカルなデータへの疑わしいアクセスや不正なアクセスを検知した場合は、リアルタイムで通知することも可能だ。

 今回は、クラウドサービスの利用が一般化し、クラウド上での監査対象データベースの構築が増加している傾向を受け、新たにサブスクリプション版を提供する。

 また、サブスクリプション価格を実現するために、新たなログ管理サーバーのPISO Managerを開発した。PISO Managerでは内部リポジトリにPostgreSQLを採用しているため、オンプレミス、仮想環境、クラウドにかかわらず、実際の利用環境に応じて最適なコストで利用可能になったとしている。

 なお、サブスクリプション版のライセンスは監査対象サーバーのコア数によって課金され、契約は年単位。監視対象のRDBMS製品ごとにライセンスが必要となる。参考価格は、監視対象サーバーあたり年額18万円/コアで、利用するRDBMSの種類を問わず、同一価格で提供される。