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アクシス、ローカルコンテナを用いたインターネット分離ソリューション「AXISスマートブラウザ2」を販売

 株式会社アクシスは6日、ジェイズ・コミュニケーションのローカル仮想ブラウザ「RevoWorks Browser」を利用したインターネット分離ソリューション「AXISスマートブラウザ2」を販売開始すると発表した。医療機関や中小企業など、専任のIT担当者を確保しづらい組織でもスムーズな導入を行えるように、導入サポートもあわせて提供する。

 AXISスマートブラウザ2は、クライアントPC内に生成されるコンテナ環境のWebブラウザを利用してインターネットへのアクセスを行うセキュリティソリューション。ファイル無害化やウイルスチェックなどの機能を備えるほか、コンテナ終了時にユーザーフォルダは削除されるので、安全にインターネット環境を利用できるという。

 具体的には、メールに添付されたファイルやインターネットサイトからダウンロードしたファイルは無害化され、マクロ等を取り除いた状態でセキュアに利用可能。また、サンドボックスによる脅威チェック機能によってマルウェアを検知する仕組みにより、マクロ付のExcelファイルをそのまま利用できるようにすることも可能とした。

 なお、ローカルのWebブラウザと同等のネットワーク通信帯域で利用でき、通常の日本語入力機能も利用可能。ZoomやMicrosoft TeamsなどのWeb会議にも対応する。

 一方、管理機能はクラウドサービスとして提供されるので、別途環境を構築する必要はなく、クライアント側にソフトウェアをインストールするだけで、セキュリティ設定を行うことなく、すぐに利用開始できるとのこと。また、お気に入りや履歴もクラウドサーバー側に保持される。

 対応OSはWindows 11/10で、Firefox、Chrome、Microsoft EdgeのWebブラウザに対応する。

 価格(税込)は、初期費用が33万円、月額費用が1ライセンスあたり4378円(契約は年間)で、最小5ライセンスから導入できるとのこと。