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テレキューブサービス、ビルの共用エリアに個室型ワークブースを設置できるプラン「テレサレンタル」

 テレキューブサービス株式会社は6日、ビルの共用エリアに個室型ワークブース「テレキューブ」を設置できるプラン「テレサレンタル」を開始したと発表した。月額レンタル制での提供となり、テナントは無料で利用できるという。

 テレキューブサービスが展開しているテレキューブは電源やWi-Fi環境を備え、遮音性・プライバシー保護に優れた個室型ワークブース。関東圏、関西圏、東海圏などの駅や商業施設、オフィスビルなどへの設置が進んでおり、遮音性が高さを生かして、電話やWeb会議などのコミュニケーションでも利用できるという。

 テレサレンタルは、このテレキューブを、ビル共用エリアの遊休スペースにレンタル設置する、ビルオーナー向けのプラン。レンタル設置のため設備投資は不要で、最短2カ月での設置を行える。テレサレンタルが導入されたビルでは、入居テナントがビル内に設置されたテレキューブを無料で利用可能なため、ビジネスシーンにおける利便性が向上し、ビルの価値が高められる点がメリットとのこと。なお、無料利用には1人1日2時間の上限が設定される。

 一方、入居テナント以外の来館者のテレキューブ利用料は有料となり、ビルオーナーは売上の一部を受け取ることが可能。さらに、利用者の予約管理や運用はテレキューブサービスが行うので、運用の手間もかからないとした。

 月額レンタル料は、有料利用時の売上還元率によって異なり、売上還元率30%の「テレサレンタル40」で1台あたり月額4万円から。24カ月の最低契約期間が設定されている。また別途、1台あたり10万円の開設準備金が必要だが、2023年12月末までは無料になるとのこと。