セキュアIoTプラットフォーム協議会、IoT事業者向けセキュリティガイドライン「IoTセキュリティ手引書 Ver3.0」を公開

　一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会（以下、SIOTP協議会）は26日、 IoTシステム事業者に向け、IoTデバイスに求められる実装レベルの仕様をまとめた「IoTセキュリティ手引書Ver3.0」を公開した。

　手引書は、国際標準IEC62443、セキュリティ規格NIST SP800-171などで規定されているセキュリティ要件を基に、安心安全なライフサイクル管理（設計・製造、サービス運用、廃棄）の実現について、小型機器を例に具体的に解説したもの。IoTクライアントデバイス製造事業者だけでなく、IoTクラウドサービス事業者や、これらの機能を活用してカスタマーにトータルのサービスとして供給する事業者に閲覧してほしいとしている。

　2022年1月にリリースした「IoTセキュリティ手引書Ver2.0」では、汎用性を持たせるために抽象的な表現で記述していた部分を、今回のVer3.0ではカメラなどの小型機器をターゲットデバイスとして、具体的な検討をしている。