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日立システムズ、IT資産管理・ライセンス管理システム「License Guard」のクラウド版サービスを提供

 株式会社日立システムズは14日、ソフトウェアのライセンス管理や脆弱性管理を行えるIT資産管理・ライセンス管理システム「License Guard」について、クラウド版の提供を開始した。

 サービスは、PC利用状況の把握、ソフトウェア辞書を利用したソフトウェアライセンス管理などのIT資産管理機能、脆弱性ソフトウェアの自動判定など、オンプレミス版「License Guard」の機能を、クラウド版として提供する。

 クラウド基盤には、日立システムズが提供する「Gateway for Business Cloud」のサービス群の中から、Microsoft Azureをベースとしたクラウド基盤サービス「おてがるCloudスターターパック」を採用する。おてがるCloudスターターパックは、クラウドの構築から運用・セキュリティまでがパック化されており、パブリッククラウドを含めたハイブリッドな環境に対して運用・監視ノウハウが蓄積された「日立統合管制センター」を活用し、24時間365日の監視運用に対応する。

 これにより、スピーディーな導入や安全性の高い運用を実現し、平時の顧客のサイバーハイジーンや、セキュリティインシデント発生時の早期操業再開を支援する。

 日立システムズは今後、中堅から大規模企業向けにサービスを拡販し、クラウド版「License Guard」と付帯サービスで2025年度末までに累計10億円の売り上げを目指す。

クラウド版「License Guard」の特長(平時)
クラウド版「License Guard」の特長(セキュリティインシデント発生時)