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東芝テック、カラー印刷とRFIDデータ書き込みが同時に可能なA3複合機「e-STUDIO4525AC RFID」を発表

RFIDライター対応A3カラー複合機「e-STUDIO4525AC RFID」

 東芝テック株式会社は12日、小売業、製造業、物流業など、さまざまな現場におけるRFID技術の導入を加速するため、業界初のRFIDライター対応A3カラー複合機「e-STUDIO4525AC RFID」を10月中旬に発売すると発表した。

 e-STUDIO4525AC RFIDは、ラベルプリンターでは対応していなかったフルカラー印刷を行いながら、RFIDデータ書き込みが可能な複合機。基幹システムのデータとラベル作成ソフト「BarTender」を連携し、ラベルデザインとRFIDデータを複合機に印刷・書き込み指示することにより、カラー印刷とRFIDデータ書き込みを同時に実現する。東芝テックが推奨するRFIDタグ付きA4用紙に加え、用紙サイズやRFIDタグの位置を利用者の要望に合わせたカスタム用紙への印刷にも対応する。

 多くの現場で利用されているバーコードによる物品管理、工程管理は、バーコードを探して読み取るのに対して、RFIDは離れた場所や箱の中でも読み取りが可能であることから、作業時間短縮や業務負荷軽減による作業効率の向上を目的に多くの企業で導入が検討されている。

 バーコードが入った定型用紙(A4サイズの工程表など)を利用してRFIDを導入したいという要望に対し、e-STUDIO4525AC RFIDはカラー印刷とRFIDデータ書き込みを両立して定型用紙に出力できる。

 e-STUDIO4525AC RFIDの価格は269万5000円(税別)から。