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クラスメソッド、クラウドやコンテナに適した統合型セキュリティ基盤「Sysdig」を国内で提供

 クラスメソッド株式会社は1日、米Sysdigとリセラー契約を締結し、同社のクラウド、コンテナに適した統合型セキュリティプラットフォーム「Sysdig(シスディグ)」を、国内で販売開始すると発表した。なお販売は、AWS MarketplaceでのCPPO(Channel Partner Private Offer)/SPPO(Solution Provider Private Offers)を中心に実施するとのこと。

 Sysdigは、DockerやKubernetesと統合された、クラウド、コンテナ、マイクロサービスに適したセキュリティ統合プラットフォーム。Sysdigを利用することで、コンテナ環境におけるランタイムでの脅威検知、コンテナやクラウドなどにまたがる設定ミスと不審なアクティビティの可視化、コンプライアンス管理などに対応でき、コンテナワークロードを確実に実行可能になるという。

 特徴は、マネージドポリシーと機械学習(ML)を通じて、ランタイムにおける脅威を検知するとともに、コンテナの実行中においてもコンテナ環境をアクティブに保護できる点。CI/CDパイプラインのレジストリスキャンを自動化することで、コンテナ環境でのリスク低減を行え、Kubernetesにおいても、リスクの高いイメージのブロックや設定情報の自動修正などを実行可能となっている。

 また、CSPM(Cloud Security Posture Management)ツールを利用することにより、コンテナ、クラウドなどにまたがる設定ミスや不審なアクティビティを、シングルビューにて確認でき、脆弱性の早期発見に役立てられるとした。