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DAL、エンタープライズデータ連携基盤の最新版「ACMS Apex V1.7_p10」を発売、SFTP手順のセキュリティを強化

 株式会社データ・アプリケーション(以下、DAL)は31日、既存の業務アプリケーション資産を生かしつつ、単一ソフトウェアで、セキュアかつ可用性の高いデータ連携基盤を構築できるエンタープライズデータ連携基盤「ACMS Apex」の最新版バージョン 1.7_p10を販売開始した。

 最新版では、IETFがRFC 8758「SSHでのRC4の非推奨化」およびRFC 9142「SSHの鍵交換方式の更新と推奨事項」を公開したことに伴い、SFTP手順のセキュリティ強化として、新たな暗号アルゴリズムと鍵交換方式をサポートした。これによりSFTP手順での企業間取引やシステム間でのデータ連携がよりセキュアに行えるようになった。

 また、データ連携の前後などでアプリケーション処理を実行させることが可能になる「フロー機能」において、分岐条件にワイルドカードを使用し、柔軟な条件指定ができるよう改善した。

 稼働環境については、OSはWindows Server 2022に対応、データベースはPostgreSQL 15、FUJITSU Software Enterprise Postgres 15、EDB 15(Open source database supported by EDB)に対応した。

 ACMS Apexのサブスクリプションモデルの価格は、エンタープライズ向けデータ連携基盤の「アドバンストエディション」が月額12万円から、エンタープライズ向けEDI連携基盤の「エンタープライズエディション」が月額6万4000円から、スモールスタート用データ連携基盤の「スタンダードエディション」が月額2万4000円から。