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DALのエンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex」、データ連携に最適化した「アドバンストエディション」を提供

 株式会社データ・アプリケーション(以下、DAL)は23日、エンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex」のラインアップに、データ連携のために最適化した「アドバンストエディション」を追加したと発表した。なおアドバンストエディションは、ACMS Apexの次期バージョンである「同 1.6」のリリースと同時に、3月31日より販売開始する。

 ACMS Apexは、既存の業務アプリケーション資産を生かしつつ、単一ソフトウェアで、セキュアかつ可用性の高いデータ連携基盤を容易に構築できる製品。

 同製品は、企業間取引(EDI)市場のみならずデータ連携市場においても採用が広がっているというが、業務システムのクラウドへの移行やSaaSの利用が増える中、クラウドとオンプレミスとのデータ連携、あるいはデータの多様化への対応については、データ加工・変換をノーコードで実現するデータハンドリングプラットフォーム「RACCOON(ラクーン)」の拡張によって、市場ニーズに対応してきたという。このため、多種多様なデータを取り扱う連携基盤の構築には、両製品を購入する必要があった。

 今回発表されたアドバンストエディションは、こうした課題に対応するために、エンタープライズ・データ連携基盤であるACMS Apexに、RACCOONのフル機能版を標準搭載し、データ連携基盤として最適化した上位製品となる。RACCOONを標準搭載することで、多種多様なデータの取り扱いが可能になり、データ連携をスムーズにするデータ加工・変換が容易になるとのこと。

 価格は月額12万円から。

 なおDALでは、ACMS Apexのアドバンストエディションをフラグシップモデルと位置づけ、多様化するデータの統合、例えばデータウェアハウス(DWH)の構築や、業務効率化、生産性向上を目的としたデータの利活用・分析を促進し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するとしている。