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DAL、ACMS Apexをベースにしたクラウド型データ連携サービス「ACMS Cloud」を提供開始

 株式会社データ・アプリケーション(DAL)は11月28日、クラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)「ACMS Cloud」を提供開始すると発表した。

 「ACMS Cloud」は、多くの大手企業・公共系システムで採用されているオンプレミス型データ連携プラットフォーム「ACMS Apex」の技術と実績をベースに、クラウドサービス化されたソリューション。企業間・社内・クラウド・SaaS間のデータ連携をノーコードで実現できるため、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に伴うシステム連携の複雑化や運用負担を軽減できるという。

 主要な業界標準プロトコル(JX手順、ebXML MS 2.0、AS2、SFTP、Web API)に対応し、直感的なユーザーインターフェイス(UI)を用いてノーコードで設定するだけで、インターネットEDIやWeb API連携などの最新技術を活用したデータ連携を実現可能。データ変換・加工もノーコードで設定可能。AIを活用したチャットボットやアシスタント機能などの運用支援も充実しており、誰でもデータ活用を推進できる環境を提供するとした。

 また、実績のあるACMS Apexを基盤としているため高いコンプライアンス要件を満たしており、安心して利用できるほか、物理的なインフラの導入や保守が不要なため、初期費用や運用コストを削減可能な点もメリットとのこと。

 なお、利用料金は伝送回数に応じたサブスクリプションプランとなっており、利用状況に合わせたコスト管理が可能だ。

 価格は、ライトなEDI利用を目的とした「Liteプラン」が月額15万円(~月間2000回)から。また、EDI+Web APIを目的としたEDI×iPaaSエントリープランの「Standardプラン」が月額30万円(~月間5000回)から、ミッションクリティカルなEDI×iPaaSプランである「Enterpriseプラン」が月額45万円(~月間1万回)から。