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テラスカイ、打刻の高速化などを行った勤怠管理クラウド「mitoco Work 勤怠 V2.1」を提供

 株式会社テラスカイは21日、Salesforceをプラットフォームとするクラウド型勤怠管理システム「mitoco Work 勤怠」の新版として、打刻機能の高速化などを行った「同 V2.1」を提供すると発表した。

 mitoco Work 勤怠は、グループウェア「mitoco」と連携し、従業員の勤怠管理・労務管理の強化・スケジュール管理を効率的に行えるクラウド型の勤怠管理アプリケーション。

 今回の新版では、打刻・休暇関連情報が、在席管理コンポーネントにシームレスに連携されるようになった。IN打刻を押下すると在席管理のステータスが「出社中」になり、OUT打刻を押下すると「帰りました」に変更される。

在席管理機能との連携強化

 また、従業員の勤怠種別を一括で付け替えられるように変更された。従来は勤怠種別を変更する場合、従業員勤怠マスタ一覧から一人ずつ変更をする必要があり、手間がかかっていたが、新版での変更により操作性が向上している。さらに、過去分・未来分を含めて従業員に割り当てがない勤怠種別を削除できるようになったため、誤って作成した勤怠種別の削除などを行えるとのこと。

勤怠種別の削除機能

 加えて、月次確定が行われてロックされた勤怠種別でも、一部項目(勤怠種別名、集計項目の勤怠種別名、出勤簿への表示有無)については変更できるように改善された。従来。割り当てられた従業員が1人でも月次確定した後は、勤怠実績表や出勤簿に表示する項目を少しだけ変更したい場合でも、新しい勤怠種別を作って従業員を付け替える必要があったが、ロック後でも一部項目が編集可能になったことで、利便性が向上している。

ロックされた勤怠種別の一部項目を変更可能に

 このほか、打刻処理が高速化され、IN打刻、OUT打刻を押下したときの待ち時間が短くなった。これまでは、ボタンを押してから5秒程度待たされていたものが、新版では平均1秒程度の待ち時間に短縮されたとしている。