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アスク、Synology製NASとネットワークカメラをセットにした「工場・生産ライン向け映像監視セットモデル」を販売

 株式会社アスクは25日、Synology製NASにメモリ、HDDおよびビデオ管理ソフトウェアをプリインストールしたNVR(ネットワークビデオレコーダー)に加え、AI画像解析機能を搭載したネットワークカメラ8台をバンドルした「工場・生産ライン向け映像監視セットモデル」を販売開始した。

 工場・生産ライン向け映像監視セットモデルは、NVR「DiskStation DS1621+」1台(メモリ16GB、HDD 4TB×6/RAID 5)と、ネットワークカメラ「BC500」8台をセットにしたモデル。レコーダーにはビデオ管理ソフトウェア「Surveillance Station」がインストール済みで、H.265/5MP/30fpsで約40日間、H.265/2MP/15fpsで約半年間の録画が可能。

 工場・生産ラインを守るAI監視システムとして、作業状況や作業員の導線などを映像データで記録し、容易に確認が可能。より効率的な人員配置や、作業手順の指導に役立てられる。

 製造ラインや計器を録画・保存して、品質保証のエビデンスデータなどにできる。高フレームレート・高解像度カメラと、柔軟に容量拡張が可能なレコーダーで、高精細かつ長期の録画が可能となる。

 事故防止・安全対策としても、AI機能を搭載したカメラにより、立ち入り禁止エリアへの侵入を自動検知できる。月額料金のかからない買い切り型の監視システムで永続的に利用でき、カメラやストレージの増設も容易にできる。

 また、重要エリアを監視して侵入の防止・早期発見につなげられる。RAID/ホットスワップ対応のHDDベイ搭載で、万一のディスク障害時にも監視を継続でき、オンプレミス型のシステムで機密情報の漏えいリスクを低減する。

 工場・生産ライン向け映像監視セットモデルの希望小売価格は109万7800円(税込)。