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ヤマハ、遠隔会議システム向けの16chワイヤレスアクセスポイント「RM-WAP-16」

16chワイヤレスアクセスポイント「RM-WAP-16」

 ヤマハ株式会社は、遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」のひとつである「ADECIA(アデシア)ワイヤレスソリューション」の新モデルとして、16chワイヤレスアクセスポイント「RM-WAP-16」を8月に販売開始すると発表した。価格は、68万7500円(税込)。

 ADECIAは、遠隔会議用プロセッサを中心に、会議様式に合わせてマイクロフォンの天井設置や机上設置を選べる遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション。ADECIAワイヤレスソリューションはその一ラインアップで、ワイヤレスマイクを利用可能にしているため、会議室のレイアウトや参加人数が変動する環境において、より効率的な運用を行えるという。

 今回発表されたRM-WAP-16は、そのADECIAワイヤレスソリューションで使用するアクセスポイントで、1台で16ch分(最大16本)のマイクロフォンとペアリングが可能。無線局の免許が不要な1.9GHzのDECT無線方式を用いたDECT方式を採用し、ワイヤレス伝送を暗号化して情報漏えい対策を行うなど、セキュリティ面の安全性を高めている。さらに、オーディオネットワーク規格「Dante」とPoE給電に対応しているので、配線はLANケーブル1本で完了するとのこと。

 また導入時は、ADECIAワイヤレスソリューションにラインアップされるグースネック型マイクロフォン「RM-WGS」「RM-WGL」や、ワイヤレス指向性/無指向性テーブルトップマイクロフォン「RM-WDR」「RM-WOM」を会議スタイルに合わせて選択し、RM-WAP-16とのWeb UIを利用したペアリングや音声ルーティングが可能とした。