りらいあコミュニケーションズ、SAP Concurの導入・運用を支援するアウトソーシングサービスを提供

　りらいあコミュニケーションズ株式会社は19日、株式会社コンカーと、同社の出張・経費・請求書管理クラウド「SAP Concur」のパートナー契約を締結したと発表した。これにより、企業の間接業務のアウトソーシングサービス「りらいあ コーポレートシェアードサービス」における経理領域のソリューション強化を図るという。

　りらいあコミュニケーションズでは、主要事業の1つであるバックオフィス領域において、経理・人事・総務など企業の間接業務を効率化するアウトソーシングサービス「りらいあコーポレートシェアードサービス」を提供している。

　その同社では、自社において経費の申請から承認、経理処理までの工程を自動化するSAP Concurを導入し、従業員数約2万人の経費精算業務の効率化を実現しているが、今回は、このノウハウをアウトソーシングサービスとして提供するため、パートナー契約に至ったとのこと。

　同社が提供するサービスでは、SAP Concurの導入支援だけではなく、経理財務部門の業務を可視化・アセスメントをしたうえで、業務設計から構築運用までを実施する。また、SAP Concurの運用に付随する領収書突合、請求書照合、それらの監査・承認代行、原本管理などのバックオフィス業務に加えて、企業によって異なる運用ルールや専門知識を必要とする高度な業務への対応、ヘルプデスクまで、包括的な支援を提供するとしている。