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L is B、カメラアプリとクラウドを組み合わせて現場業務の効率化を支援するソリューション

撮影した膨大な数の写真整理をサポート、報告書作成などの機能も搭載

 株式会社L is Bは28日、撮るだけで写真や動画にタグが付き、クラウド上に保存される現場向けカメラアプリ「タグショット」と、撮った写真が自動的に分類され帳票出力まで可能な「タグアルバム」を提供開始したと発表した。なお、タグショットのアプリはiOS版が提供されている。

 タグショット/タグアルバムは、撮影するだけで写真や動画などのデータをクラウド上に自動保存・分類・共有するサービス。工事現場での報告書作成や、現場で撮った写真・動画の整理・分類作業などに膨大な時間が必要とされている建設業界での利用を想定しており、現場で撮影される多種多様な写真に、状態や場所・品質など、現場に関連する情報を管理者があらかじめタグとして用意することで、品質管理や安全管理に活用できるという。

 例えば、タグや黒板を選んでタグショットで撮ると、写真や動画がタグアルバムに自動アップロードされるので、わざわざ端末の写真をアップロードする手間がなくなるほか、特定の端末にだけデータが残るという課題を回避可能。電子小黒板に対応しているため、現場で黒板テンプレートを選択して撮影するだけで、黒板作成作業の簡略化も実現するとした。

タグや黒板を選んで撮影すると、写真や動画を自動アップロード
電子小黒板に対応

 検索機能を利用すれば、現場写真からタグや日時、黒板、担当者など絞り込みでき、必要な写真や動画を瞬時に探し出せる点もメリット。膨大な写真が整理され有効活用しやすくなるため、それらを用いた書類作成に関わる手間も省けるとした。また書類作成自体も、タグアルバム上に保存された写真を選択するだけで簡単に行えるとのこと。作成した帳票はPDF形式で出力できる。

検索機能によって欲しいデータを探し出せる
写真を選択するだけでPDF帳票を簡単に作成