freee、介護業界の処遇改善加算を自動計算するクラウドサービス「freee介護加算」

　freee株式会社は22日、介護業界の処遇改善加算を自動計算できる「freee介護加算」のβ版を提供開始すると発表した。β版は無料で利用でき、正式リリース後に有償化される予定。

　freee介護加算は、介護職員向けの処遇改善交付金制度に関する業務を支援するクラウドサービス。処遇改善加算計画書の作成、処遇改善加算の自動計算、処遇改善加算報告書の作成、加算取得通知などの機能を備え、書類は必要情報を入力するだけでオンライン上にて自動作成・計算されるため、バックオフィス業務を効率化可能という。

　また、freee人事労務を利用している事業所の基本情報や従業員の基本情報をAPIで自動連携する仕組みを備えており、従業員情報の転記作業をせずに利用を開始できる点も特徴とした。なお今後は、外部の介護事業者向けソフトウェアとも連携を予定している。