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Ridgelinez、AI活用のガバナンス体制構築を支援するサービスを提供

 Ridgelinez株式会社は14日、企業や組織においてアジャイルガバナンスを実践する体制を構築し、AI技術の安心安全な利活用を支援する「AIガバナンス体制構築支援サービス」を提供開始した。

 Ridgelinezでは、生成系AIをはじめとするAIのビジネス活用の取り組みが加速する一方、多くの企業でAI利用に関するルールが整備されておらず、ビジネス活用においてリスクコントロールが行われていない状況だと説明。この状況に対して、RidgelinezがGRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)の分野でのコンサルティング実績、生成系AIの社内活用で得た実践知、そして富士通株式会社AI倫理ガバナンス室の知見をもとに、AIガバナンス体制構築支援サービスを提供し、企業や組織が安心安全にAIをビジネスに活用する支援を行うとしている。

 AIガバナンス体制構築支援サービスは、生成系AIをはじめとするAI技術を利活用するにあたり、組織や人が責任を持ってAIを管理するガバナンス体制の構築を支援する。

 サービスでは、AIの開発、利活用に関わるルール/ガイドラインの策定から始まり、管理プロセスの整備、AIリスクの可視化を行う。そして、AIリスクがコントロールされている状態を最初の目標とし、そこから、さらなる高度化を目指す。

AIガバナンス体制の高度化に向けたステップ

 Ridgelinezでは、AIガバナンス体制を構築する際に、多様なAIリスクを捉えるための包括的な観点を持つことや、既存のガバナンスとAIガバナンスの融合、そして、アジャイルガバナンスを通じて、進化する技術やAIリスクに対応することが肝要だと考えていると説明。サービスでは、この3つの要点を実践し、アセスメントから運用改善までエンドツーエンドで伴走することで、最適なAIガバナンス体制の構築を支援する。

 アセスメントフェーズでは、現状の組織体制や、部門ごとの役割分担、ポリシー、ルール/ガイドラインなどの調査を行い、Ridgelinezと富士通の知見から導出された必要業務機能と照らし合わせ、AIガバナンス機能の評価を行う。また、利用中のAIシステム、開発中のAIや、社内のAI利用状況からリスク評価を行う。

 構想策定・体制構築フェーズでは、AIの利活用方針や組織体制は企業ごとに違いがあることから、AIガバナンス体制は個社であり方が異なるとして、現状の組織体制から追加すべき業務機能の見極め、部門組織の新設、役割分担の見直し、必要なルールやガイドライン作成などのAIガバナンス体制構想の策定をカスタムメイドで行う。また、AIリスク評価から導かれたリスクについて、リスクのコントロールを行うための導入・管理プロセスを策定する。

 運用改善フェーズでは、AIを利活用する中で顕在化した課題や新たなリスク、技術への対応、AIガバナンス体制自体の運用改善など、アジャイル型の改善プロセスを回していく。通常の運用からアジャイル型の改善プロセスも伴走して支援し、企業や組織が自律的に運用できる状態を目指す。