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マイナンバー管理サービス「マイナワン」、本人確認サービス「TRUSTDOCK」と連携

本人確認およびマイナンバーの取得オペレーションの負荷を軽減

 株式会社ODKソリューションズとSBIビジネス・ソリューションズ株式会社、株式会社TRUSTDOCKの3社は9日、ODKソリューションズとSBIビジネス・ソリューションズが共同で提供するマイナンバー管理サービス「マイナワン」と、TRUSTDOCKのeKYC本人確認サービス「TRUSTDOCK」が連携したと発表した。

 「マイナワン」は、マイナンバーに関する業務をワンストップでサポートするサービス。収集から登録・保管・削除・事務代行業務まで、管理に必要な業務をアウトソース可能なため、利用企業のリスク低減と業務効率化を実現するとした。

 一方の「TRUSTDOCK」は、業種やサービスにあわせた本人確認手法を実装できるeKYC本人確認サービスである。

 今回は両サービスが連携することにより、金融業界をはじめとする業界において、顧客の本人確認やマイナンバーに関する業務(取得・保管・支払調書の作成等)をワンストップでサポートできるようになったという。

 例えば証券会社では、税務署に対して、顧客(投資家)の特定口座の税金計算や納付、各種支払調書などの証券取引に関する法定書類の作成・提供を行う必要があるが、「マイナワン」は支払調書へマイナンバーを自動で付番できるため、証券会社における顧客の本人確認、およびマイナンバーの取得オペレーションの負荷が軽減されるとのこと。

 さらに両サービスは、高い信頼性と安全性が要求される金融業界の水準に合わせて設計されているほか、提供範囲に柔軟性があるので、事業者のニーズに合わせた導入が可能な点もメリットとしている。