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ハンモック、営業支援SaaS「ホットプロファイル」を強化 “拠点”単位での取引管理が可能に

 株式会社ハンモックは、クラウド型名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」において、全社で情報共有できる「取引先管理」機能を強化した新版を、5月より提供開始すると発表した。

 ホットプロファイルは、法人向けの名刺管理機能を中心に、営業支援(SFA)、見込み客発掘(マーケティング)の機能を統合したクラウドサービス。新規開拓、名刺管理、営業支援などの受注に必要な営業プロセスをワンストップで実行し、顧客データをフル活用した効果的な営業施策を展開できるよう支援するという。

 今回の新版では、特定顧客との取引拡大を支援するための取引先管理機能が強化され、従来の企業、人物での顧客管理に加えて、新たに「拠点」での取引先管理を行えるようにした。ホットプロファイルの企業拠点データベースから、取り込んだ名刺の企業に存在する「拠点」が自動作成され、顧客企業にどのような拠点・部署があるのかが分かるようになる。

 同機能では、拠点単位でキーマン、担っている役割、顧客課題、決裁プロセスなど、自社で集めた情報の蓄積・活用が可能で、本社やグループ会社など他拠点に所属する人物がキーマンのケースなども容易に把握できるようになり、情報活用をした営業施策が展開できるとしている。

 さらに、キーマン情報やナレッジを蓄積することにより、顧客の各拠点・組織との、関係性の強弱が明確になる点もメリット。「キーマンをおさえられていない」「決裁プロセスが把握できていない」など、各拠点の現状に応じた営業戦略を立案できるようになり、効率的な深耕営業を支援するとした。