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ハンモック、クラウド名刺管理「ホットプロファイル」に与信スコアやグループ企業情報を追加

 株式会社ハンモックは21日、クラウド型名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」に、与信スコアやグループ企業情報など新たなデータを追加し、企業データベースを拡充すると発表した。

 ハンモックでは、営業活動において、営業先の状況を適切に把握し、戦略的な営業アプローチを行うことは企業成長の鍵を握るが、多くの企業では取引リスクが見えない、組織構造が見えない、顧客理解が浅いといった課題が存在すると説明。こうした情報の“見えない壁”を取り払い、すべての営業担当者がより戦略的かつ高精度な営業を行えるように、企業情報の大幅な拡充に取り組むとしている。

 ホットプロファイルでは6月末以降、データ拡充を順次行う。「与信スコア」は、企業の信用リスクを12カ月先まで予測。営業担当者はホットプロファイルを見るだけで、営業先の信用状況を即座に把握し、リスクの高い取引を未然に防ぐとともに、適切な取引条件の交渉を可能にする。

 「グループ企業情報」は、企業の親会社・子会社のネットワークを可視化し、グループ全体への戦略的アプローチを実現する。問い合わせがあった時点でグループ会社との関係性も把握できるため、営業の初動から優位性を確保できる。

 さらに、既存データの拡充とともに、企業の事業内容、財務情報、主要取引先など、顧客理解に必要な情報を新たに追加。これまで個人の主観的判断や経験知に基づいていた顧客理解が、データによって標準化され、誰もが再現可能にすることで、提案の質と商談成果の向上につなげる。

 ハンモックでは、ホットプロファイルは企業データの拡充とともに、AIの力を融合させることで、営業現場に眠る膨大なデータを活用し、営業の「次の一手」を導き出すプラットフォームとして進化し続けていくとしている。