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Datadog、東京にデータセンターを開設し、日本リージョンが利用可能に

 米Datadogは19日、日本に新しいデータセンターを開設し、日本リージョンが利用可能になると発表した。新しいデータセンターは東京に開設され、米国、欧州、AWS GovCloudにある既存のデータ拠点に加え、Datadogにとってアジア初のデータセンターとなる。

 Datadogは、クラウドアプリケーション向けのオブザーバビリティ(可観測性)およびセキュリティプラットフォームを提供している。DatadogのSaaSプラットフォームは、インフラのモニタリングや、アプリケーションパフォーマンスモニタリング、ログ管理、リアルユーザーモニタリングなどの機能を統合および自動化し、顧客のテクノロジースタック全体に統合されたリアルタイムのオブザーバビリティとセキュリティを提供する。

 新たなデータセンターにより、顧客はデータを日本国内に保存、処理でき、Datadogと顧客が国内のデータプライバシーおよびセキュリティに関する規制に対応することを支援すると説明。また、新しいデータセンターでは、全てのDatadog製品が利用可能になるという。

 Datadogプレジデントのアミット・アガーワル(Amit Agarwal)氏は、「日本のお客さまの間では急速なデジタルトランスフォーメーションが進んでいます。他の地域と同じサービスを提供しつつ、日本国内の規制を順守することをDatadogはお約束します。東京の新しいデータセンターは、お客さまのデータを日本に残しながら、ハイブリッドクラウド環境に高速かつ低レイテンシーのオブザーバビリティとセキュリティを提供します」と述べている。